DMのサイズに規定はある?選ぶポイントやデザインのコツ

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企業が個人や法人宛に、自社の商品案内やカタログなどを送付するダイレクトメール(以下、DM)。そんなDMを作る時に誰もが考えるのは「用紙のサイズ」です。ハガキが良いのか、チラシタイプが良いのか、自社のDMに最も効果的なサイズが分からないといった方も多いと思います。オーソドックスなものから、顧客側へのインパクトを狙った特殊なものまでさまざまな形、サイズのDMも登場しています。今回はDMのサイズや種類の選び方について紹介します。

DMのサイズに規定はある?

DMのサイズや規定について、基本的な知識を紹介します。

 

DMのサイズに法的な決まりがあるわけではない

DMと聞くと、ハガキやA4サイズのチラシなどを想像すると思いますが、結論から言うと、DMのサイズに決まりはなく、どんなサイズ、形のものでも送ることができます。平面の印刷物だけでなく、立体的なものも送ることができます。
日本郵便が主催する「全日本DM大賞」では、過去に以下のようなユニークな作品が入賞しています。

・化粧品のサンプルが入った箱型DM
・開くと文字やイラストが飛び出してくるカード型のDM
・VIP用の金の名札が入っている旅館のDM
・厚紙の封筒を組み立てるとスマホスピーカーになるDM

受け取る人の興味をかきたてる印象に残るDMにすれば、行動を起こしてくれる可能性が上がります。特殊なサイズはインパクトを出せる一方で、通常のハガキDMが63円なのに対して、コストが何十倍にもなるものもあり、料金や制作コストが割高になるというデメリットもあるので注意が必要です。
●DMに使用される定番のサイズ
DMには定番とされている種類が3パターンあります。ここではそれぞれの特徴を説明します。

 

ハガキサイズ

一般に官製ハガキとして使われているサイズです。DMの定番であり、郵送料金はDMの中で最も安い価格帯です。2つ折り(V折り)や3つ折り(Z折り)にして中面を圧着する加工もできます。
他のサイズに比べると記載できる情報量は限られてくるため、情報量が少なくていい場合に適しています。持ち運びに便利という利点もあるため、クーポンなどをつけたりすると来店時に持参してもらい効果が計測しやすくなる可能性が高まります。

 

A4サイズ封筒

デザインのテンプレートの種類がたくさんあったり、印刷料金が安いといったメリットがあります。ハガキサイズと比べると、大きくなった分掲載できる情報量が増えます。細かな情報も入れられるので、新規顧客の獲得に適しているといえます。新商品のお知らせなど、情報量を増やすことで顧客により興味を持ってもらえる可能性が上がります。
ただし、サイズに関わらず紙の販促物すべてに共通することですが、紙面が大きいからといってたくさんの情報を詰め込めるだけ詰め込むのは禁物です。文字が小さすぎると読みづらくなりますし、御社が最も伝えたいことが埋もれてしまう可能性が高いからです。
掲載する情報はしぼって、伝えたいことはシンプルに記載しましょう。

 

長形3型封筒

一般的に定型内とされる封筒のサイズで、A4サイズのものも3つ折りにして入れることができます。25g以内であれば84円、50g以内であれば94円で送ることができます。
それぞれのサイズのメリットや値段などを理解した上で、送るDMの情報量や内容などによってサイズを選びましょう。

 

DMのサイズを選ぶときのポイント

特にルールがなく無限の選択肢があるDMのサイズですが、では何を基準にして最適なサイズを決めればいいのでしょうか。選定基準を紹介します。

 

DMを郵送するための費用

費用対効果を考える上で最も重要なのはコストです。郵送料だけではなく、デザイン料や印刷代も含めて総合的に検討する必要があります。

郵送料だと最もローコストなのはハガキサイズ(通常ハガキは63円)、次に長形3型(定型郵便物は25g以内で84円、50gで94円)です。また、定型外郵便物だと規格内で120円〜580円、規格外で200円〜1,350円となります。2000通以上で郵送料が割引されたりと、多く送るほど1通あたりの単価が下がるといったケースが多いです。

サイズ 送料
ハガキサイズ 63円(通常ハガキ)
A4サイズ封筒 84円(25g以内定型郵便物)

94円(50g以内定型郵便物)

120〜580円(定形外郵便物、規格内)

200〜1,350円(定型外郵便物、規格外)

長形3型 84円(25g以内)

94円(50g以内)

 

DMに盛り込みたい情報量

DMによって、掲載したい内容や情報量はさまざまです。情報量が少なければハガキサイズで十分ですし、たくさんの商品情報などを掲載したければ大きなサイズにしたりパンフレットにしたりするなどの工夫をすると良いでしょう。しかし、紙面が大きいからといってたくさんの情報を詰め込めるだけ詰め込むのは禁物です。文字が小さすぎると読みづらくなりますし、御社が最も伝えたいことが埋もれてしまう可能性が高いからです。掲載する情報はしぼって、伝えたいことはシンプルに記載しましょう。

たとえば、同じ不動産物件のDMでも、

・仲介手数料割引セール実施中など、情報と店舗情報のみ伝えたい場合→通常のハガキDM
・新しい賃貸マンションの内見案内など、新商品の案内を一つ一つ説明付きで知らせたい場合→大判のカタログDM

などといった使い分けができます。
基本的に、情報量が少ない場合、必要な情報だけ伝えたい場合はハガキサイズがおすすめです。「情報量はたくさん盛り込みたいけど、費用を抑えたいと言う場合は、圧着ハガキにする選択肢もあります。

 

DMを受け取ったときのインパクト

DMはサイズが大きいほど、受け取った相手にインパクトを与えることができます。ハガキよりもB5サイズ、B5サイズよりもA4サイズの方が、写真や文字を大きくレイアウトできたり、デザインの工夫にも余裕があるためです。
また、さらにインパクトを重視したいなら変形サイズのDMにすることもおすすめです。大判のハガキや円形のカード、縦長で2つ折りなどのサイズは他の郵便物に混ざっていても気付かれやすいです。

四角四面の封筒やチラシではなく、ハートや星形などに切り抜いた「型抜きチラシ」を使ったDMや、箱型などの立体的なDMなども開封してもらえる確率が上がります。しかしデザイン代は高くなるので、コスト面で折り合いがつくのであれば変形DMを検討してみるのも良いでしょう。

 

DMの開封率を上げるためのサイズ・デザインのコツ

DMにちょっとした加工やアレンジを加えて、開封率を上げることも重要なポイントです。ここでは開封率を上げるため、他社との差別化を図るコツをいくつか紹介します。

 

変形サイズでインパクトを強める

前述したように、DMはハガキサイズ、A4封筒、長形3型封筒の3つが定番のサイズです。そのため、それ以外のサイズや形を使うことによって受け取る人にちょっとした違和感やインパクトを与え、興味をかきたててくれます。規定のサイズ内に収めれば、送料はそのままで形を変えることもできるのでぜひ検討してみると良いでしょう。

 

ターゲットに合わせてデザインを調整する。

女性や子供向けの商品や、環境に優しい商品のDMなどは、印刷物の角を丸くカットする角丸加工をすることで、全体的に柔らかな印象を与えることができます。こうした「ちょっとした違和感」は刺激になり、印象に残りやすくなります。

 

特殊紙で高級仕様にする

上質紙やコート紙などの一般的な紙ではなく、特殊紙を使うことで他社との差別化を図ることが可能です。他とは違った色や紙質を使うだけでインパクトを残せたり、感触でで違和感を与えたりすることができます。コート紙やマット紙、ケント紙、クラフト紙、和紙など紙の種類は多種多様にあるので、商品のイメージや伝えたい情報に合ったものを選ぶことで、より効果の発揮が期待できます。

 

圧着DMにする

ハガキを圧着して、はがさないと中身が確認できない加工を施すことで、隠された部分を確認したいという受け取る人の興味を誘うことができます。開けるという手間をかけさせることでインパクトも残せますが、外からは見えないお得な情報や、ここにしかない情報があるのではと、感じさせるキャッチコピーなどが重要になります。受け取る人だけに知らせたい情報があるときなど、プライバシー保護の面でも有効といえます。

 

封筒の中にノベルティや立体的な物を入れる

当社では、封筒のDMを発送する際に、中にチャームを入れることで反響率アップにつながった事例があります。

チャーム同封のイメージ

不動産会社が物件への内覧に集客するためのDMだったのですが、中にチャームを入れたことで「何か入っている」という気持ちにさせることで、開封を誘引するという仕掛けにしました。実際に、紙のみを入れた封筒タイプのDMと比べ、反響率(来場率)は16.2%。一般的に0.01%(1万部配布で1件の反響)と言われるので、かなり費用対効果の高い事例となりました。
ハガキではなく、封筒だからこそできる一工夫で、集客力増につながります。

 

まとめ 受け取る側の目線でサイズを選択しよう

DMのサイズ選びに重要なのは「受け取る方の気持ちを考えた」上で、「送る人が何を主張したいのか明確にする」ことです。情報量や写真などを強調したいなら大きめのサイズ、持ち運びやすさや端的に伝えたいならハガキサイズ、他社との差別化を図りたいなら変形サイズといったように、多種多様なサイズや方法があります。サイズや目的、費用を考える前に、受け取る側の気持ちになって「相手がこのDMを受け取ったらどう感じるか、どう行動するか」を推測してDMのサイズを決めると良いでしょう。紹介したポイントを踏まえて、自社にとって最適なDMサイズ、方法を考えましょう。

 

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