新聞折込チラシのサイズ 一般的にはB4・反響出すならD4を選ぼう

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新聞に折り込めるチラシは、用紙サイズを選ぶことが可能です。しかし、B4やA5、A3などのさまざまな種類があるため、どれを選べばいいか分からずに悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。新聞折込チラシは目的や用途、掲載する情報量によっても最適なサイズが変わってきます。この記事では、折込チラシのサイズごとの特徴やそれぞれの違い、効果的な利用方法、料金、選び方、注意点を一挙にご紹介します。

新聞折込チラシの最も一般的なサイズはB4

新聞折込チラシの一般的なサイズはB4です。新聞紙の1面のサイズはB規格(B版)で、B3より一回り大きいサイズです。新聞がポストに投函される際は、2つ折りになります。新聞の2つ折りにちょうどすっぽりと収まるサイズで、折り加工も必要ないので、B4が選択されることが多いのです。

新聞折込チラシにNGなサイズはある?

新聞がB規格であるのに合わせて、新聞折込チラシはB4やB3といったB版のサイズが選ばれることが多いです。しかし、B版でなければならないわけではありません。A版、D版なども可能です。ただし、大きいチラシも折り込まれるとB4サイズになるので注意してください。

反響を出すのにおすすめのサイズはD4

一般的なサイズはB4ですが、反響が出るサイズがB4とは限りません。複数の他社のチラシと一緒に折り込まれることになるため、他のチラシと同じサイズだと埋もれてしまいます。そこでおすすめなのがD4サイズ。B4が364mm×25mmなのに対して、D4は406mm×272mmと一回り大きいです。実はD4は、折られることなくそのままの状態で折り込まれる最大のサイズなのです。複数のチラシが入っていても埋もれにくく目に留めてもらえる可能性が高まります。

効果を出すための新聞折込のコツについては、こちらで紹介しています。

 

新聞折込チラシ サイズ別の特徴

ここでは、新聞折込チラシのサイズで最も一般的なB版について、サイズごとによく利用される業界や場面などを解説していきます。なお、一覧表には参考までに、東京都内の新聞折込の配布料金も掲載します。全国紙共通の料金で、どの新聞社を選択してもエリアごとに料金は統一されているので、ぜひ参考にしてください。

サイズ B4 B3 B2 B1 B5以下
大きさ
(単位:mm)
364×257 515×364 728×525 1030×728 257×182以下
特徴、よく使用される業界など 最も一般的なサイズ。
自動車ディーラー、通販、お墓の販売、リフォーム、宝飾品販売などに適している
小売店の売り出し向け。

アパレル系や食品スーパー、総合スーパーなどに適している。

お祭り感を演出できるサイズ感。
アパレルの年末年始の特売、玩具・ベビー用品店のクリスマスシーズンのチラシなどに適している。
インパクトを出せるサイズ感。

年末年始の家電量販店の売り出しなどに適しており、品ぞろえの豊富さをアピールできる。

小さくて埋もれてしまうため、新聞折込には不向き。B5以下のチラシ配布にはポスティングがおすすめ。
折込料金
(都内23区)
3.3円 4.5円 7.7円 13.0円 2.7円
折込料金
(都下 多摩)
3.4円 4.6円 7.9円 13.3円 2.8円

※A版・D版サイズも同料金。

新聞に折り込みチラシを入れる手順については、こちらの記事で紹介しています。

 

B4サイズ:新聞の一面とほぼ同等のサイズ

B4サイズは、364mm×257mmです。新聞折込チラシのなかで最も一般的なサイズで、折込料金が安く、情報も多く掲載できるため費用対効果が高いです。B4サイズでよく投函されるチラシの業界は、自動車ディーラー、通販、お墓の販売、リフォーム、宝飾品販売、通信販売、教育分野などが挙げられます。新聞折込チラシをどのサイズにするか迷った時は、B4サイズを選ぶと良いでしょう。

B3サイズ:小売店の売り出しによく使用されるサイズ

B3サイズは、515mm×364mmです。これはB4の2倍のサイズで、掲載スペースが広いことから情報を豊富に掲載できるため、小売店の売り出しの際などによく使用されます。B3サイズで投函されるチラシとして多い業界は、アパレル系や食品スーパー、総合スーパーなどです。リフォームの場合も、キッチンやトイレ、風呂など、扱っている商材が多岐にわたっている大手企業の場合は、B3サイズが使われることもあります。B3よりも大きいサイズになると、印刷した段階でB4サイズの大きさに折られて納品されます。

B2サイズ:スケール感を出したいとき

B2サイズは、728mm×525mmです。普段はB3サイズで出稿している業界などが、特売の際などに使用することが多いです。B2サイズは大きな写真も掲載できるため、アパレルの年末年始の特売、玩具・ベビー用品店のクリスマスシーズンのチラシなどでも使用されます。大きいサイズの紙を使用することで、普段とは違うお祭り感を演出できるのです。

また、不動産会社が500戸以上の大規模なマンションを売り出す際などに、使用されることもあります。不動産チラシは物件のパースを掲載することが多いため、紙のサイズを大きくすることで、そのスケール感を出しやすくなります。こうした大規模物件の場合は、比較的高価格帯の物件であるケースが多く、紙のサイズでスケール感を出しつつ、厚みのある紙を使用することで高級感を出すこともあります。

B1サイズ:インパクト重視の超特大サイズ

B1サイズは、1030mm×728mmです。超特大サイズなので、多くの情報を詳しく掲載することができ、目に留まりやすいデザインをすることも可能です。B1サイズの例としては、年末年始の家電量販店の売り出しが挙げられます。紙一面に商品を並べることで、量販店ならではの品ぞろえの豊富さをアピールでき、インパクトを出すことができます。ただし、サイズが大きい分、B版の中では折込料金が13円台と、B4 サイズの4倍ほどと最も高いです。

B5以下のサイズで出すならポスティングがおすすめ

B4の半分のサイズであるB5以下のチラシは、折込料金は安いものの、新聞折込で出稿すると、サイズが小さいために埋もれてしまいます。掲載できる情報量も少なくなり、反響も出にくくなってしまうため、新聞折込ではおすすめしません。新聞折込でチラシ配布を検討する際は、B4 以上のサイズとし、サイズごとの特徴や傾向を踏まえて選択するとよいでしょう。どうしてもB5以下のサイズで出したい場合には、新聞折込に比べて他のチラシに埋もれにくい、ポスティングによる配布が適しています。

ポスティングと新聞折込の違いについてはこちらで詳しく紹介しています。

 

新聞折込チラシのサイズ まとめ

今回は折込チラシのサイズ別の特徴や、サイズの選び方をご紹介しました。新聞折込チラシの最も定番のサイズは新聞紙の1面のサイズにちょうどすっぽりと収まるB4で、反響を出したいなら他のチラシとの差がつけられるD4がおすすめです。通販やリフォームに関するチラシならB4サイズ、小売店の売り出しに関するチラシはB3サイズ、アパレルの年末年始の特売やクリスマスシーズンのチラシはB2サイズ、年末年始の家電量販店の売り出しのチラシはB1サイズが適しています。このように掲載する内容や目的に合わせて、サイズを使い分けてみてください。B5以下などの小さいサイズのチラシを選びたい場合は、ポスティングも検討してみましょう。

 

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