新聞折込チラシの効果とは 反響を高めるためのコツも紹介

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新聞に折り込まれ、各家庭に配達される広告媒体「新聞折込チラシ」で効果を出せるのか、気になっている方もいらっしゃるでしょう。しかし、ただ何となく試してみるだけでは、なかなか広告効果にはつながりません。費用対効果を高めるためのポイントを事前に知っておくと、上手な活用方法が見えてくるはずです。この記事では、新聞折込チラシのメリット・デメリット、効果を出すコツを徹底的に解説します。

新聞折込チラシの一般的な反響率

「新聞折込チラシ」の反響率は、約3万部につき1件、約0.01〜0.30%とされています。ここでの反響率とは、配布したチラシのうち、お問い合わせや予約、サービスの利用や商品の購入などにつながった数の割合です。チラシの内容や業界によっても異なりますが、不動産業界でモデルルームへの内覧会の申込を宣伝するチラシの場合は、一般的にこの程度が目安です。スーパーマーケットは利用頻度が高いため、100部につき1件ほどの反響があるケースも見られます。一方、チラシを配布する手段として新聞折込とよく比較されるポスティングについては、約1万部につき1件が目安です。

新聞折込 ポスティング
反響率
(不動産の内覧会チラシの場合の目安)
3万部に1件 1万部に1件

 

なお、反響率の計算方法は、下記で算出できます。

反響数÷配布枚数×100=反響率(%)

ポスティングと比較すると新聞折込の反響率が低いと感じられるかもしれませんが、中には気になるチラシがあれば手元に保管しておき、興味が湧いたタイミングでお問い合わせやお申し込みをしてくださる方もいらっしゃいます。新聞折込に限らず、ポスティングなども同様に言えることですが、紙の広告は即効性は低いかもしれませんが保存性に優れているのです。そのため、すぐには結果に結びつかなくても、長い目で見てプラスになると考えておくとよいでしょう。

ポスティングと新聞折込を徹底比較した記事はこちらからご覧いただけます。

https://deech.co.jp/area_marketing_news/457/

 

新聞折込チラシの効果・メリット

新聞折込チラシの代表的な効果やメリットは、主に4つあります。新聞折込チラシと対比されやすいポスティングとの違いも含めて、それぞれを詳しく見ていきましょう。

1日で配布完了できる

新聞折込チラシは朝刊や夕刊に織り込まれて配布されるため、指定した日のうちに必ず配布が完了します。配布する日時も選べるので、「金曜日のセールに合わせてチラシで宣伝したい」といった場合にも効果的です。一方でポスティングの場合は、エリアや部数によっては数日間かかることもあります。そのためスピーディに広く配布したいスーパーや家電量販店の特売チラシなどは、新聞折込を活用するとよいでしょう。

高齢者層にアプローチしやすい

新聞購読者の上位を占める年齢層は70代以上が最も多く、60代、50代と続きます(※)。そのため、高齢者層やファミリー層にアプローチしやすい販促手法といえます。年齢が高い=住宅も築年数を重ねている可能性が高いため、住宅も劣化している可能性があり、住宅リフォームの潜在層がいる可能性が高いです。また、終活を考えている方向けに霊園のご案内なども、ポスティングよりも新聞折込が向いています。

※参照:メディアに関する全国世論調査 第14回調査(37ページ)
https://www.chosakai.gr.jp/wp/wp-content/themes/shinbun/asset/pdf/project/notification/yoron2021houkoku.pdf

広範囲の配布に強い

新聞は、全国紙の場合は全国に拠点があるため、広い地域にチラシを配布したい場合は新聞折込を利用するのがおすすめです。ポスティングの場合は、ポスティング会社によってカバーエリアが異なるため、全国的に配布したい場合は、各地域でポスティング会社に発注する必要があります。そのため全国区でサービス展開している通販のチラシなどは、新聞折込を活用するとよいでしょう。

知識欲が高い層にアプローチできる

多くの情報をオンライン上で無料で手に入れられる今日において、新聞を購読している層は、わざわざお金を払って情報を取得している人たち。それだけ知識欲が高い証拠と捉えることができます。同時に、経済的な余裕がある層ともいえるのです。そのため、マンションなどを販売している不動産会社、子どもの教育に熱心な方向けの学習塾、健康に気を遣う人に向けたスポーツジムなどのチラシの配布に適しています。

 

新聞折込のデメリット

新聞折込チラシにはメリットがある反面、新聞自体の特徴による影響を受けやすいため、以下のデメリットもあることを念頭に置いておくとよいでしょう。

購読者数の減少

新聞の購読者数は、年々減少しています。一般社団法人 日本新聞協会の「新聞の発行部数と世帯数の推移」によると、2021年の一般紙の発行部数は30,657,153部です。10年前の2011年から見ても、新聞の発行部数は減少の一途をたどっています。新聞折込は、あくまでも新聞に折り込まれて配布されるため、新聞販売数や購読者数が減少すると、チラシでアプローチできる母数が減ることになります。

※参照:新聞の発行部数と世帯数の推移
https://www.pressnet.or.jp/data/circulation/circulation01.php

若年層にアプローチしにくい

新聞購読者は高齢者層が多いため、新聞折込チラシは高齢者層にアプローチしやすい一方で、若年層の手元には届きにくい販促手法です。若年層へのアプローチには、軒並み配布や集合住宅などの配布セグメント(配布する対象者を何らかの属性で区切ること)が可能なポスティングの方が向いています。若年層は賃貸住宅や、ファミリー向けマンションなど、集合住宅に居住している可能性が比較的高いため、住居の形態でセグメントできるポスティングの方が、若年層へのターゲティングはしやすいといえるでしょう。新聞折込チラシで若年層へのアピールを強めたいのであれば、インターネットを利用したウェブ広告やSNSでの集客など、デジタルでの販促も合わせて検討することが重要です。

小回りが利かない

新聞折込チラシは、各新聞社の販売店ごとに配布エリアが決まっています。ポスティングの場合、戸建てか集合住宅かといった住居の形態や、町丁目でのセグメントができますが、新聞折込では丁目でのセグメントができません。新聞折込チラシは広い範囲に配布することに長けた販促手法なので、もっと限定的な範囲に配布したいならポスティングを利用するなど、目的に合わせて選択する必要があります。

配布できるチラシの範囲が限定的

新聞に折り込めるのは、基本的に四角いチラシです。チラシの折り込み作業は専用の機械で行うため、形状が特殊なチラシや冊子などの厚さが出るものは手作業で対応する必要があり、通常の費用に加えて単価が2~3円/部ほど追加でかかります。ポスティングの場合は、新聞折込よりも配布日数はかかりますが、型抜きチラシや試供品を付けたりすることが比較的容易にできるのがメリットです。

 

新聞折込チラシの効果を高めるコツ

新聞折込チラシの反響率を高めたいのであれば、各新聞社や配布地域の特徴を把握したり、チラシ自体も工夫したりする必要があります。効果を高めるために、以下の4つを抑えておきましょう。

各新聞社の特徴を把握する

新聞は、各社によって購読者層が異なります。例えば、日経新聞であれば、富裕層やビジネス感度の高い人が多く、経営者などの課長クラス以上のユーザーが約半数です。金銭的に余裕がある人が多いので、不動産関連のチラシなどの配布に向いています。全国紙の読者数でいえば、読売新聞がトップです。より多くの人に情報を届けたいなら、読売新聞が向いています。朝日新聞のユーザーは主婦層が多いので、家庭向けのサービスや学習塾、子どもの習い事などの集客に向いています。

日経新聞 読売新聞 朝日新聞 毎日新聞 産経新聞
データ発表年 2021年 2018年 2019年 2021年 2021年
販売部数 朝刊 1,814,373​​部 8,341,796 部 朝刊 5,160,355部
夕刊 1,552,422部
朝刊 2,011,884部
夕刊 621,898部
全国版朝刊 1,205,916部
特徴

 

富裕層やビジネス感度が高い層が購読
・読者は課長クラス以上が45%強
・読者の年齢層は50代が最も多く、60代以上、40代と続く
・販売部数は全国紙トップ。全国紙の4割を占める
・読者人数は1,800万人超
・購読者は主婦や事務職、研究職の人が多い
・社会課題関心層が多い
・読者の年齢層は50代がもっとも多く、60代、70代以上と続く
・世の中の情勢や環境への配慮に高い関心があり、将来の準備を心がけている人が多い
・読者は部長クラス以上が39%
・個人事業主や中小企業経営者、パート・専業主婦も多い

 

このように、新聞によっても購買者の年齢層や職種などの違いがあるのです。そのため、まずは各新聞社の読者像を把握し、傾向を理解した上で、どの新聞社を利用するのかを検討しましょう。

参考:日経新聞 メディアデータ・読者属性
https://marketing.nikkei.com/media/newspaper/mediadata/

読売新聞 データでわかった読売読者 2019
https://adv.yomiuri.co.jp/mediadata/files/9997_readerData.pdf

朝日新聞 DATA FILE 2021
https://adv.asahi.com/mb2/other/ad_info/media_kit/DataFile2021.pdf

毎日新聞 営業総本部ポータルサイト 配布エリア・販売部数
https://macs.mainichi.co.jp/ad/area.html

毎日新聞 営業総本部ポータルサイト 読者データ
https://macs.mainichi.co.jp/ad/profile.html

SANKEI メディアガイド 2022
https://adv.sankei.com/mediaguide/pdf/sankei_media_guide_202202_4.pdf

紙のサイズや厚みを工夫する

複数の他社のチラシと一緒に折り込まれることになるため、特徴のないチラシは埋もれてしまいがち。そのため紙のサイズや厚みを工夫することも重要です。紙のサイズは、折り込まれるとB4サイズになってしまいますが、折られることなくそのままの状態で折り込まれる最大のサイズはD4です。D4はB4よりも一回り大きいため、複数のチラシが入っていても目に留めてもらえる可能性が高まります。紙の厚みや質感を変えるのも、効果を高めるコツです。マット紙を使ったり、厚みのある紙にすると、触感に訴えることができます。特に、商品やサービスの高級感を伝えたいときなどに厚めでしっかりした紙を使うのがおすすめです。さらに効果を高めたいのであれば、ターゲット層に合わせたデザインにする、紙面にクーポンやQRコードを掲載するといった方法も検討してみましょう。

配布したい地域の特性を把握する

例えば、神奈川県横須賀市エリアと一口にいっても、場所によってはタワーマンションが多いエリアと、山あいの戸建て住宅が点在するエリアなど住宅の密度や地形などが大きく異なる場合があります。このように地域性を把握しておくと、より効率よく関心のある層に届けることができ、反響率の向上につながります。新聞折込の場合のセグメントは、販売店ごとが最少単位です。どのエリアにどれくらい配布できそうなのかを把握した上で、配布エリアを選定しましょう。

 

商圏分析ツールを活用する

ターゲットの年齢や性別、世帯年収といった居住者の特性は、商圏となる地域を考慮して地域選定できる「商圏分析ツール」を使うことで可視化できます。やみくもにチラシをばらまくのではなく、まずは地域の特性を把握し、仮説を立ててから配布することで、次回チラシを配布する際に何をどう改善すべきか、方向性が見えてきます。

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新聞折込チラシの効果 まとめ

新聞折込チラシの反響率やメリット・デメリット、効果を出すためのコツを解説しました。新聞折込チラシは高齢者層や知識欲が高い層にアプローチしやすく、広範囲への配布が1日で完了するといったメリットがあります。各新聞社や配布地域の特徴を把握し、チラシも工夫しつつ、商圏分析ツールも上手に活用して、より効率的に反響率を高めましょう。

 

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