着実にアクセス数を上げたい初心者のための刺さるコンテンツ講座 ~Vol.2 何をどのように伝えるか~

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Vol.1「ターゲットとペルソナ」では、コンテンツ発信をする際に、ターゲットにとどまらず「ペルソナ」を立てることの重要性について説明しました。Vol.2では、企業目線の発信に偏らないためにはどうしたらいいのか、そして、その情報をどのように発信したらいいのかについてご紹介します。

Vol.1 「ターゲットとペルソナ」をおさらいしたい方はこちら

Step2 何を伝えるか

企業目線の情報発信に偏らないためには

Step1では、ペルソナの立て方についてご紹介しました。では、いざペルソナに向けて情報発信しよう!と思ったときに、ペルソナが知りたい情報だけを伝えるわけにはいかないですよね。企業として発信したいことがあるはずです。

しかし、企業が伝えたいことだけを発信しても「刺さらない」コンテンツとなってしまい、結局続かないことに…では、どうしたらいいのでしょうか。

お伝えしたいのは、「ペルソナが知りたいこと」と「企業が発信したいこと」のどちらか一方だけを取るのではない、ということ。ペルソナが知りたい情報と企業が伝えたいこと、両者にはクロスする部分があると思います。そのクロスする部分を発信していくことがポイントです。

では、どのような情報がそれに当てはまるのでしょうか。それを考える上で、まずは自社で発信したいことを決めましょう。

例えば

・新商品の発売

・ 魅力が伝えきれていない 商品のアピール

など、なんでもOKです。その中でも、お客が商品・サービスの購入に至るまでの認知、比較検討、決定の購買ファネルのうち、どのステージの情報が足りないのかを把握します。

まだ認知が足りていないなら、情報の拡散が必要だと考えられますし、比較検討の土俵には上がるものの、競合に負けてしまっている場合には、比較記事や差別化ポイントを紹介する、といったことが必要になるでしょう。

ペルソナのニーズを探る方法

一方、ペルソナが知りたい情報を探るにも、いくつかポイントがあります。

たとえば、Vol.1で紹介したペルソナ像からは、
・家族が増えても乗れる車
・買い物するときに使いやすい車
などが想定できます。

でも、それだけではまだ想像の域を出ないので、実際のニーズを把握する必要があります。

その方法としては、独自に行っている店頭のアンケートだったり、お客様の声のほか、ウェブ上であればGoogleの無料ツールも活用できます。こうした「リアル」のニーズともクロスさせることで、発信するコンテンツにも厚みが出てきます。

では、Step2 何を伝えるか、のまとめです。企業が発信したいことを決めた上で、ペルソナが知りたい情報を探り、情報発信していきましょう

Step3 どのように伝えるか~ユーザー属性と媒体の選定方法~

メディアの選定

ではいよいよ、最終ステップのどのように伝えるか、についてです。TwitterやFacebook、Instagramなど、複数のSNSアカウントを持っている企業もいらっしゃると思います。「とりあえず、全部のSNSに同じ情報を発信すれば、より多くのユーザーの目に触れるだろう」と思うかもしれません。確かに、多くのユーザーの目に触れる、という意味ではその通りでしょう。
しかし、自分に全く関係のない情報を送り付けられると、敬遠されてしまうのも事実です。実際に、毎日のように送られてくる興味のないメールマガジンの拒否設定をした経験が、あなたにもあるのではないでしょうか。

では、媒体を選定するためにも、まずは各媒体の全体像を見てみましょう。

縦軸は拡散のスピード、横軸は情報がストックされていくか流動的かを示しています。
特に、BtoCで、双方向なメディアとして主流なのは、赤丸で囲ったTwitterやFacebook、Instagram、YouTube、企業ブログなどでしょう。それぞれのメディアをどの年代がよく利用しているかを考えてみましょう。

主要な媒体とそのユーザー

さまざまな媒体が挙げられる中で、代表的な5つについてご紹介します。それぞれ利用者のメイン層も違い、特徴があるので、立てたペルソナが最も接触しやすい媒体を選択することが重要です。

例えば、ツイッターは「いま」を知らせる即効性が強いメディアで、文字数も1回の投稿数は140字に制限されています。アーカイブには向かないですよね。一方、Facebookやブログでは即効性という面ではTwitterには劣るものの、長文OKなので、専門的なことを詳細に書けるわけです。

各媒体の利用者の年齢層を考えれば、50代男性にインスタは刺さりにくいでしょうし、化粧品の新商品発売を告知したいという場合に、即効性を出したいならTwitterでまず告知した上で、効果やメリットなどの詳細はFBやブログなどで紹介するといった方法が考えられます。
立てたペルソナがどのような媒体をよく利用しているか、ということを前提に、これらの媒体の特性を加味して選定しましょう。

刺さるコンテンツ まとめ

では、Step1からStep3までのおさらいです。

Step1 ペルソナを立ててブレないコンテンツ作りの基礎固めをしよう
Step2 ペルソナ目線と企業目線の重なる情報を作ることで、情報の偏りを軽減
Step3 ペルソナやコンテンツ内容に応じた媒体を選択する

この3つができれば、刺さるコンテンツ作りの準備完了です!最初からすべてを完璧に実施する必要はありません(経験上、確実に挫折します)。ご紹介した内容は、あくまで当社が実践してきたことに基づいたノウハウなので、御社ならではのカスタマイズが必要な部分が出てくるはずです。最初は小さくPDCAを回すのもOK!細く長く、急がば回れの精神で。御社のファンが一人でも増えたら幸いです。

 

 

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