会社全体に漂う「否定しない」「ネガティブ発言をしない」フラットな空気が、新たな価値を生み出す

【対談者】マーケティング戦略部 加藤×マーケティング戦略部 鈴木

  • 加藤

    マーケティング戦略部

    加藤

    入社年2017年

  • 鈴木

    マーケティング戦略部

    鈴木

    入社年2022年

自分がしたことで社会が変わる、その瞬間に立ち会える

──まずは入社1年目の鈴木さん。数ある広告会社・マーケティング会社の中でDEECH社に入りたいと思った理由を教えてください。

鈴木 社員のみなさんの人柄に惹かれました。やっぱり会社を選ぶ上で、社内の雰囲気やどういう人たちと働くかを大事にしたいなと思っていて。前職はSEをしていました。

加藤 鈴木くんが入社前に面談をしたマーケティング戦略部の課長・古谷もSE出身。2021年入社した二人もSE出身なんだよね。

鈴木 SEの人たちが働いていることに、安心感はありましたね。それがDEECH社を受けた理由の一つでもあります。そもそも僕がマーケティングに興味持ったのは、いろんな業種やたくさんのお客様のビジネスに携われるという部分。SE時代はシステムの観点から言うと“これは動いて当たり前”と思ってシステムを使われている方たちに向けて仕事しているような感覚があって。“自分がこれをしたことで社会がどう変わるのか”までは、なかなか目に見えない部分があったんです。一方でマーケティングは、自分が調査した結果が世の中的に良かったのか悪かったのかが数字として返ってくる。市場からフィードバックをもらえるのが楽しいですね。

加藤 鈴木くんの話を聞いていて、確かにそれはあるなと思いました。私は前職も前々職も雑誌や新聞など紙媒体の仕事をしていて。最初はウェブ上の無料の情報に抵抗感があったんですよ。無料だから目にするだけで、人に価値があると判断してもらえるのかと。でもウェブマーケティングだと、数字が如実に出るんですよね。どれだけの人に読まれたか、紙以上にシビア。自分がやったことがどれだけ価値があったかを数字で採点されてしまうのは苦しくもあるけど、そこでちゃんと成果が出たりお客様が喜んでくれたりするのはうれしい瞬間です。

──鈴木さんは実際に働いてみて感じることはありましたか?

鈴木 協力的な人たちが多いなと感じます。職種が変わり、まず何の業務をしたらいいかわからないなかで、手を止めて優しく教えてくれる。聞いて断られたことはないですね。僕が仕事を覚えることが、チーム全体、マーケティング戦略部にとってプラスになると考えてくれている。本当にみなさんいい人たちです。

加藤 鈴木くんをはじめ、若いメンバーは特に学び取ろうとする意欲があるので、こちらもそれに応えたくなります。ミーティングのときもちゃんと自分の意見を持っているんですよね。それって普段から考えてないと出てこないこと。鈴木くんは質問した時に取ったメモを、後日見てもわかるようにまとめ直していて、相手の時間を使うことに対する意識が凄く高いなと思ったんです。

鈴木 一度聞いたことをもう一度聞きたくないとは思っていて。先輩に迷惑をかけないようにするのはもちろん、繰り返し聞くことで知らず知らずのうちに自分の信頼を下げることになるのも心配なんですよ。後輩ができたときにもまとめたメモを見せることができれば、一つの書類になる。誰かの役に立つこともあるかもしれない。そう思って続けています。

大企業ではできない、小規模だからこそできることが、絶対にある

──DEECH社の魅力はどのような点にありますか?

鈴木 比較的小規模なのがいいのかなと思います。前職は500人くらいいる会社でしたが、それと比べて意思決定のスピードが速い。物事がスムーズに進んでいき、自分がやりたいことや興味を持ったことにチャレンジできるのはありがたいですね。大企業で窮屈だと思っている人こそ、合っていると思います。僕自身、モチベーションを高く持って仕事ができていますね。

それから何を言っても否定されたりネガティブに返されたりが、まずない。何を言っても「そういう意見もあるよね」と拾ってくれる。何も言わないよりどんどん意見を出してくれた方がいいというマインドが、会社としてもあるんですよね。

加藤 成長したいと思って行動する人は、いくらでも成長できる環境。聞いたら誰でも快く答えてくれる、そういう空気が醸成されているのはDEECH社のいいところだよね。

鈴木 最近は基本的な業務の進め方には慣れてきたのですが、ここからもう一歩二歩先にステップアップするにはどうしたらいいのかなと感じることもあって。加藤さんはどう思いますか。

加藤 鈴木くんはウェブ広告やマーケティングのことを、業務以外でも自分で勉強しているよね。週1回マーケティング戦略部の会議があって資料を作って発言してもらうとき、ただ業務をこなしているだけでは言えないだろうなって発言もあるので、勉強しているのが分かります。焦らずその調子でコツコツやっていけばいいんじゃないかな。

鈴木 業務時間内で勉強に含まれることもやらせてもらっているので、業務外でガッツリ仕事と思ってやることはそんなにないんですけどね。先輩からおすすめされた本を読んだり通勤時間に関連記事を読んだりはしています。元々勉強を楽しめる性格もあるかもしれません。いろんな業界のいろんなお客様に課題をヒアリングし、企業戦略や広告を考える。その上で業界の知識をインプットしないといけない。日々新しい刺激を受けながら楽しめています。

自分のスキルをベースに「できること」が拡大していく充実感

──鈴木さんは入社1年目ですが、DEECH社で働き始めてから感じたギャップはありましたか?

鈴木 想像していた以上に、社内外問わずコミュニケーションする機会があるんだなということですね。例えば、社内では週一でマーケティング戦略部のミーティングがあります。自社のサイトやコンテンツについて課題点を提示し、そこで議論する時間です。その週1回の時間で完結できるようにみなさん臨まれているので、すごく意味のある時間だと思っています。前職でも週次ミーティングはありましたが、各自3分くらいの進捗報告会のようなものだったので、濃さが違うなと感じています。

──一方、加藤さんは入社6年目で、会社の変動も見てきたかと思います。環境の変化はどう捉えていますか?

加藤 私は最初の会社は2年、次の会社も1年半で転職したので、一つの企業に何年も在席できていることにびっくりしているくらいなんです。なぜ両社とも3年足らずで転職していたのかを振り返ってみると、仕事自体は楽しかったのですが、基本的に何年たっても業務の内容がほとんど変わらないので、先が見えてしまったような気持ちがあったのかもしれません。

DEECH社では、社内で新しいプロジェクトがスタートしたり、新規のお客様の案件を担当したり、新しいツールを導入したりと、業務に変化がある。変化があることは、見方によっては「不安定」と捉えられるかもしれませんが、一つの企業にいながら、いろんなことに関われることでもある。ある意味で「飽きさせない会社」だと思います。最近も新規顧客の案件がスタートしたり、この採用サイトを作るプロジェクトにも携わったりで、適度な間隔で刺激があるのが心地よく感じています。
変化が多いといっても、自分の守備範囲の中でやることが変わるので、専門的なスキルを高めることはできると思います。私自身も、社会人になってから今日まで、ずっと「書く」ことを仕事にしていますが、SEO記事や反響につなげるためのコンテンツ作りなどに携わる中で、持っていた執筆スキルをベースにして、それを高めながら業務の可動域を広げられていることを実感しています。

前例のないことに挑戦できる、好奇心を満たせる仕事

──仕事をしていてワクワクするのは、どんな瞬間ですか?

鈴木 新しいことに挑戦するときが、一番おもしろいなと思います。新規のお客様との商談や新しい業務ツールを扱うなど、どれもおもしろいですね。

加藤 鈴木くんは誰に言われたわけでもなく、ミーティングで自分から「こういうのはどうですか?」って新しい提案をしてくれるよね。

鈴木 自分のやってみたい分野でそれがチームのためにもなるなら、なんでもやってみたい。興味関心を深めていけるというのは楽しいですね。言われたことやっているだけだと、逆にマーケティングの仕事はできないだろうなと思っています。媒体のアップデートによってどんどん仕様が変わっていき、以前使っていた機能が使えないことも日常茶飯事。自分も日々アップデートしないと、っていう危機感もあります。

マーケティングの魅力は、正解がないこと。時代によってもそうですし、お客様や会社によって適切な手段が必要になってくる。考え続けることが仕事。終わりなき勉強を続けていける。

加藤 なんと頼もしい。世に成功事例はたくさんあるけれど、それが必ずしも顧客や自社に当てはまるわけじゃない。前例がないことでも上手くいくこともあるわけで、まずは自分たちで考えた上でやってみて、そこからまた考えることを繰り返していく。それがうまくいったときは、やっぱりおもしろいですね。

\あなたのエントリーをお待ちしております!/

エントリーはこちら