
チラシデザイン刷新とエリア分析ポスティングで会員数200人の壁を突破


有限会社 新井湯
事業内容:インドアゴルフパーク REAL SWING(リアルスイング) 1952年から続く街の銭湯「新生湯」を皮切りに、地域の方の健康を支える一環として施設をオープン。小学生から80代まで幅広い顧客層を有する。ゴルフを通じて、生涯の楽しみや健康を提供している。
この事例のポイント
- 目標会員数の320名を掲げていたが、200名の壁が超えられない状況が続いていた
- ヒアリングやエリア分析などから「100切り」という明確なコンセプトのチラシを作成・ポスティング
- ポスティング実施の翌月には集客数が増加し、長らく超えられなかった会員数200名の壁を突破
有限会社 新井湯
有江活子氏
目次
まずは、インドアゴルフパーク REAL SWINGについて教えてください。
有江:2023年5月にオープンしたインドアゴルフ練習場です。有限会社新井湯は街の銭湯から始まり、介護事業を経て、介護予防の必要性からフィットネス部門を設立。その中で、ゴルフを通じて地域の皆様に楽しみと健康を提供したいという思いから参入しました。メインのご利用者様の年齢層は50~60代ですが、小学生から、大学生、サラリーマン、主婦、80代後半の方など、幅広い年齢層の方に利用いただいています。
「足腰が悪くなってゴルフに行くことを諦めていた」という方も、当施設で何年かぶりにクラブを握る機会にもなっています。普段は車いすのお客様も、自分の脚で立ってスイングをしたのをきっかけに、ゴルフを楽しんでいた当時を思い出した、と嬉しそうにお話しいただいたこともありました。過去に思いをはせ、そこから会話が生まれることは、感情の動きにもつながるため、心身の健康にプラスに働いているはずです。また、隣接する弊社のフィットネス施設の利用者様がリハビリ代わりに利用されたり、介護施設の利用者様がレクリエーションとして訪れるなど、ゴルフが生涯スポーツとしての側面もあると改めて認識しています。
DEECHとの出会いはどのようなきっかけでしたか?また、最初の印象はいかがでしたか?
有江:オープンの前後1年間くらいは、コンサルティング会社に販促のことも含めて相談させてもらっていました。ただ、集客面ではオープンから半年で伸び悩み始めました。目標の会員数は320名で、オープン時は好調にスタートしたものの、180名に達した辺りから、数カ月かかってもなかなか200名に届かない。そんな時、スポーツジムのチラシなどでネット検索して、DEECHさんを知りました。初回のミーティングで提示されたチラシのデザインが洗練されていて、非常に印象的だったのを覚えています。当時、集客チラシは自分たちで作成していましたが、見慣れてしまっていたこともあり、正直正解が分からなくなっていたんです。この会社ならチラシもいい物を作ってくれるかも、という期待を抱きました。
弊社が作成したチラシとポスティングの効果はいかがでしたか?
有江:担当者の方から丁寧なヒアリングがあり、ターゲットや商圏、当練習場の強みなどを改めて言語化しました。そこから仕上がったのが、「100切りを目指す」というコンセプトのチラシです。
同時に、このチラシのポスティングも依頼しました。以前に別のポスティング会社に依頼した際、正直あまり効果を感じられなかったことがあったんです。そのことを企業に伝えると「こういうものですよ」とのこと。ポスティングや集客に関する知識が私達にまだ少なかったこともあり、もやもやしながらも受け入れてしまっていました。でも、DEECHさんでポスティングを実施した翌月には集客数が増加。複数回実施することで、なかなか超えられなかった会員数200名の壁を超えることができたんです。
DEECHとの連携で特に良いと感じている点はありますか?
有江:施策を実施した後に、必ずフィードバックや改善策の提示があることです。ディスカッションする場があることで、ただ丸投げするのではなく、私達側でもどうしたら改善できるのかを主体的に考えることにつながっています。キャンペーンを打ち出すにしても、当社にそれが本当にマッチするのかどうかなども納得できるように説明してくれています。
また、ポスティングを実施する際には、DEECHというエリアマーケティングツールを使ってエリアを予め分析し、ターゲット層に合った地域かどうかの仮説を立ててから実施しています。商圏分析の結果を元にエリアを選択したり、沿線に沿って選択したりと、自分たちで試行錯誤できますし、実施後に答え合わせもしやすいです。
修正や変更にも迅速かつ丁寧に対応いただけたり、密なコミュニケーションも非常に助かっています。
チラシのポスティングが主な集客手段ですが、その後、ウェブ広告もご依頼いただきました。
有江:効果測定はまだ試行錯誤中ですが、結果を見てみるとGoogle広告経由で入会された方も出てきています。ウェブ広告を含めた様々な媒体の相乗効果で集客につながっているようですが、それぞれの効果をより具体的に把握していきたい。PDCAサイクルを回しながら継続していることで、徐々に会員数が増えてきています。
今後、DEECHに期待することはありますか?
有江:DEECHとは単なる業務委託先というより、共に成長を目指す仲間という意識でいます。今後も、集客における様々な面で力を貸していただきたい。特に、ウェブ広告の効果的な活用方法について、より具体的なアドバイスや提案をいただけるとありがたいです。